遠赤外線のお話
遠赤外線(遠赤)とは?
遠赤外線は別名「育成光線」と呼ばれ、安全で無害な、太陽光線の一種です。自律神経及び内分泌系に穏やかに作用します。
縁側に座ってお日様を浴びる日なたぼっこ。身体の芯から暖まりますね。これは、太陽光に含まれる「育成光線」のおかげです。育成光線は、太陽から放射される熱効率の大きい赤外線の中の遠赤外線の一種のことです(下図参照)。
遠赤外線の波長は4〜1,000マイクロメーター(1ミリメートル)の波長を特つ光のことで、その中でも特に食品をおいしくしたり、健康や成長に一番影響を与える6〜14マイクロメーターの部分が育成光線なのです。育成光線は太陽光だけでなく、様々なものから放射されています。例えば、石焼き芋は焼けた石から育成光線が放射されていて、その効果で芋がふっくらと中心部まで焼けているのです。また、焚き火で芋を焼くときは、灰が育成光線を多く放射し、その効果でおいしく焼けます。灰は天然の育成光線放射体なのです。天津甘栗も同じ原理です。